本日行った美術館
Hamburger Bahnhof
KW institute for contemporary Art
ベルリンユダヤ博物館
まずは、Hamburger Bahnhof!
現代アートって言いながらも、常にベルリン新しいアートがでてきているから、もはやクラシックな展示だよっと昨年までベルリンに住んでいた方から聞いてましたが、アンディウォーホル・ヨーゼフボイスなどなど、もう巨匠という方々の作品をきちんと見るっていう機会がヨーロッパに来てなかったので、個人的には改めてこの機会に見れて新鮮でした。
東京都現代美術館にあるヘアリボンの少女で有名なRoyLichtensteinから始まり、でででんとアンディーウォーホルが並びます。今やUTでも出てるし、キャッチーな感じがするけれど、こんなにおおきなキャンバスでシルクスクリーンされた包丁・花を見ると圧倒される。毛沢東の作品なんか、もう大きすぎて存在感がすごい…。そもそも、あの時代にこの色で写真をシルクスクリーンし、絵画として発表するという試み自体がすごい…。正直ニューヨークのMOMAでみたときは、みんなinstagramにあげるぞ〜〜!みたいな感じの写真争奪戦であまり見れなかったですが(笑)ここはそんなに人もいなくてじっくりと見れました。
広告を会がにするっていうのが面白かった。そもそもアンディーウォーホル自体も元々広告のデザイナーだし、ちょっとキャッチーさのある絵っていうのがいいのかもしれない。
あと、ヨーゼフボイスは映像作品多し。今見ても、やっている事が新鮮というか、今のアーティストでもヨーゼフボイスのような作風の人思い当たらないっていうくらい。私が知識ないっていのもありますが(笑)やっぱりぶっ飛んでる…。
でも、最終的なアウトプットよりも、今やろうとしている試み自体がアートであると言ったのはヨーゼフボイスが第一人者だと思うし、行った事もやっぱり誰も考え付かないような事だと思うので、見ていてのめりこまれます。1番奥に、ヨーゼフボイスの作品ピアノと黒板に書いたなにかがある。
そして、一回出て奥に行ったところの常設展?も面白い。
Olafur Eliasson highlighter
金沢21世紀美術館にもカラフルなオブジェがあるけれど、ここでは丸い光が空間をぐるぐる回り、最後はゆっくり消えていきまた違う場所からぽっと明かりがつく。何か生き物のようでずっと見いってしまいます。
Bruce Nauman
room with my soul left out,room that does not care
ブルースナウマンは、大学生の時ベネッセミュージアムで100回生きて死ね、が衝撃すぎてそれから卒業研究の時も文献調べたりしてました。この作品は、4方向にわかれた空間の中に入る。真っ黒のオブジェクトの中で半分行き止まりになっている。
とりあえず、大きいな空間にこのオブジェがあり、その中も暗い。とりあえず、中にいると気分が暗くなります。笑
入り口入ると3つにわかれてあり一つはレンガの行き止まり、もう一つはまっくろなかべの行き止まり、もう一つは外に出れる通路、それを選べって言われている気がしました。
出口はひたすら、照明にexitとかいてあるのですぐわかります笑
ここまでかかなくても笑
じっくりいたら、半日はいれるぐらい濃厚な場所でした。
これはベルリン行ったら見るべき、、、。
昼を食べて、KW institute for contemporary Art へ。
昼といってもお金がないので、昼はスーパーで0.59ユーロのパンを買って道で立ち食い。悲しい笑
思ったよりも小さかったです。
入ると、遠くから、犬の鳴き声が。声がする方へ行くと、真っ暗な空間にスピーカーが10台?ぐらい、中心を囲むようにたてられていて、
真ん中に座ると大勢の犬が苦しんでいるうような声が真っ暗な部屋で全方位から聞こえます。声だけで、状況が思い浮かぶ感じがして辛くなります。
その隣の部屋では、おそらく釣り針に舌が絡まって血が出ているアザラシの写真と、その奥に「I’m coming」という題でひたすら北極?を海から撮影した映像が流れてます。
これも、きっとアザラシが死んでしまったんだろうな、という妄想を勝手にして辛くなる。
直接的に○○をしました。と伝えなくても視覚、聴覚で内容が伝わる仕掛けは色々あるけれど、これはその中でもどストレートに動物保護を伝えている感じがして、アートというより訴求や、、、と思いました。ニュアンス難しいですが、、、考えさせるというよりも回答があるみたいな。
そして、次に向かったのが、ベルリンユダヤ博物館。
改装してとてもきれいになったらしい。ユダヤ人の歴史から第二次世界大戦のこと、戦後のことまで細かく展示されています。オーディオガイドに日本語があったので借りましたが、行く際は絶対借りた方がいいと思います。本当丁寧に紹介してくれます。丁寧すぎて多分全部きいていると、3時間以上かかると思います。(笑)
展示内容も興味ふかいですが、展示方法も工夫されていて、小さい子でも、飽きずに見ていられる気がします。ヘッドホンをつけて壁に頭を近づけると音声が流れる装置?もいろんなところに置いてあって、こうやってポーズからユダヤの方の文化をしれる体験もできるのが面白い。
ここは、あくまでユダヤ人の歴史メインなので、もちろん戦争のところはドイツとの関係は書いていますがそれにかかわらず、展示されているのが興味深かったです。
他にも、Martin-Gropius Bau 、工業製品博物館も行きましたが、あまり面白くなかったので時間あまりなかったら行かなくてもいいかもしれません。。。
Martin-Gropius Bau は企画展をいくつかやっている感じなので、企画展にもよるかもしれません〜!
ただ隣がベルリンの壁とベルリンに関する歴史ミュージアムがあるのでそこには行くべし!って感じです。気球も飛んでます。
そして、今日はベルリンから安定のFlixBusでアムステルダムへ〜〜長旅〜〜!ひ〜!
絶対FlixBusのまとめを書きたいぐらいFlixBusの愛がすごい。笑