ベネチアヴィエンナーレのレポしましたが、実は個人的に一番感動したのがベネチアに到着して1番はじめに行ったPalazzo Fortuny。
展覧会名は「INTUITION」(=「直感」) 場所性×作品のセレクトが素敵で、普段はホワイトキューブの中に置いてある作品たちが、この会場の雰囲気で他の作品と共に置かれることにより、より魅力が増幅している気がしました。
最初はバスキアから始まり、
古代(いつ頃なのかは忘れた)の石たち。建物はとても古く、地震が来たら一発で倒れそうなボロボロの建物の中に 古代から現代まで、年代別ではなく、 建物の中に古代から現代まで、絵画からメディアアートまでテーマ、その部屋(場所)に合ったものが展示されています。
例えば、古代ペルーの素敵な幾何学模様の布のすぐ横に、室町時代の器があったり、その反対にはジャコメッティがぽんと置いてあったりする。(もちろんガラスの展示ケースに入っていない)
元からその場所にあった建物を使ったり、棚の中に、キュレーションされた作品たちが置かれていたりする。
そして個人的に好きな作品。煉瓦造りの古い建物に突如現れた大きな穴?というか突起物。ブラックホールみたいな吸い込まれるような、それ自体が生きているような気がした。
このキュレーションメンバーでやるのは6回目でしかもこれで最後らしい。
今までの回見て見たかったと悔しいながらも、こんな素敵な展示見れただけで幸せでした。。。
ダミアンハーストの展覧会は、行く前にネットでレポ読んで行きました。
まあこんなにお金かければそりゃ作品も大きくなるわ、っていう感じですが、個人的には、作品自体クオリティが高く、かつとっつきやすくて面白い!
全部昔難破した船から見つかったものを引き揚げて展示というストーリーで引き揚げシーンの映像まで制作されている。とりあえず迫力重視。ここまで大きくする必要あったのかっていうくらい大きい作品が多い。
ペルーっぽいこんな小さい置物まで、全て作ったなんて。。。
ちゃんと発掘する映像も流れています。
これは、もう、作るのに何円かかったんですか〜〜ってくらい大きい。
難破した船の中に、宝物がどのように配置されていたかの図まである。
迫力
迫力・・・
その一方でここまでやる必要あるのかというくらい小さいものまで財宝が再現されているのが面白い。 ただ、若干グロテスクさが入る作品が多い(ダミアンハーストらしさなのかもしれないけれど)ので、途中でああお腹いっぱいです。ってなりました。 スクさが入る作品が多い(ダミアンハーストらしさなのかもしれないけれど)ので、途中でああお腹いっぱいです。ってなりました(笑)