ミュンヘンに夜に着き、次の日は日曜だったためお店は結構しまっていましたが、ちょうど土曜から秋の蚤の市(8日間ぐらい)が行われていたので、それに行きました。めちゃくちゃ大きくて、小さな遊園地も出来てました。蚤の市だから、全部アンティークかと思いきや、そんなこともなく、キッチン用具から食器から食べ物もあり、蚤の市というよりもアンティークも売っているフェスティバルって感じでした。
ドイツの屋台でよく見たこのお菓子気になる。
遊園地の乗り物。日本のデコトラ展示するだけで、お金稼げそう。
そして、この乗り物は人気なかった。だよね。私も小さかったら怖くて乗りたくない。
絵にはまっている父親にアンティーク屋さんでペン立て購入。
可愛いと思うんだけど、友人に写メ送ったらいらなくね?って速攻言われて悲しくなりました。
蚤の市見た後は、12時に仕掛け時計がなるということで、旧市庁舎へ。
ベルンでも仕懸け時計がありましたが、ここのはとても大きい。
そして、ミュンヘンは教会がいくつかあるので、11:50ぐらいからずっと至る所で鐘がなっていて面白い。ヨーロッパに来てから鐘の特性が面白く、鐘の映像を集め始めましたが、たくさん鳴っているのに見にいけないのが鐘の音収集家としては悔しかったです。(笑)
12時ちょっと過ぎたぐらいから、動き始めました。いつ頃からあるかわからないけれど、オルゴールに合わせて鳴っていると観客もなんだかほんわかして来て、なんでこんなオルゴールの音って癒し効果があるのかと思いました。
ミュンヘンには近代美術館など色々ありますが、今回は現代美術館に絞って見ました。それでもボリュームが多く、1日いてもいいくらい。そして、ちょうどやっていた展示が興味ある分野だったので、とても楽しめました!!!
まず、2階の常設展。さすがドイツだからかヨーゼフ・ボイスの展示物が結構ある。正直、ヨーゼフボイス知ったのはイアマスに入ってからですが、興味があり記事もいくつか拝見したので、見ていてこれがあの記事に載っていた!と思いテンションが上がりました。ヨーゼフボイスは、活動自体に評価があり、その活動で使われたものたちが展示されてある。ドクメンタと同じように背景を知らないと作品を見ただけでは、難しい側面がありますが、逆にドクメンタが難しかった私にとって、きっとそのアーティストの背景を知っているとこういう感じで作品を鑑賞できるんだ、と、アートの知識がない私にとって初めてピン!と発見できた機会でした。
日本で展示されているときは見れなかったけれど、ここで見れて嬉しい。
は、ミュンヘンで絵の勉強をし始めたということで、数点置いてあ理ました。
ピカソも数点。
Roman Ondak
日本人従業員500人にチョコレートを渡し、食べた後の銀紙で彫刻を作ってもらった作品。作家が作ったのではなく、普通の人が作り、かつ原価がほぼないにも関わらずこうやって並ぶととても綺麗で、一つ一つセンスがある。1966年の作品だけれど、作品をどう作るのかのプロセスが面白くて参考になりました。
1階でやっていた「does per-manence matter? Ephemeral urbanism」という展示が自分の研究にもつながる部分があり、興味深かった。市場や難民キャンプ・フェスティバルなどがどういう成り立ちで出来上がり人が来るようになったのかを一つ一つ国をあげながら説明しています。英語でなかなかわからないところがあったので、初めてヨーロッパ来て美術展の本を購入しました。今まで荷物増えるからな〜、と結局買わないことが多かったのですが、これは買って文章読まなきゃわからないと思い。
地下はデザインの展示。特にイス!個人的に、工業デザイナーになりたくて浪人までした黒歴史があるので、見ていて素敵!ひい!となりました。
椅子ってもろ体全体で使うものだから、デザイン面と機能面両方備えるのって、難しいのに、両方素敵なものばかりで、ビビりました。