私たちは日常生活の中で様々な物を購入します。
音に注目してみると、ただ物を買う行為だけでも場所によって体験が全く異なることがわかりました。
これは南ロンドンにおけるスーパーや市場で体験する音を表現したデータビジュアライゼーションです。
観客が視覚的に音を感じ取れるよう、インタラクティブ性を重視しました。
ユーザーがTouchdesignerとベアボードを装備した円に触れると、その円に対応する音の波形の大きさが、音の再生に合わせて変化します。
スーパーや市場で採集した音を、交通、振る舞い、BGM、機械音、会話の5種類に分け分類し色分け、そしてそれぞれの音の数をスコア化し、円の大きさの違いで表しています。
(例えばボロマーケットの音は交通の音はスコア5だが、〇〇は2で円が小さい)
紫:振る舞い
オレンジ:道具
赤:音楽
緑:会話
青:交通
それぞれの色の円にタッチするとその円に対応したアニメーションと音が聞こえます。
この体験を通じて、物を購入する行為だけでも、場所によって体験することが違うことがわかるでしょう。
上2つが市場の音、下4つがスーパーの音です。
スーパーマーケットを比較すると、Icelandはとても静かであるのに対し、MorisonsはBGMや店員の声でとても賑やかであることがわかります。
スーパーマーケットとマーケットを比較すると、音の種類に多様性があることもわかります。
(これは「音をテーマにしたデータビジュアライゼーション」の授業課題で制作しました。)
Software
Touch Designer
1. 一つの場所に対して、5種類の音を接続
2. 6つの場所に繋げる
3. アニメーションと繋げる
Hardware
4. Bare Conductiveとtouchdesignerを繋げる
5. 電導インクで円を作成し、Bare Conductiveと繋げる
6. 円と Bare conductiveを繋げる